ウォーレン・バフェット氏の投資会社の現金比率は増すばかりですが、今回の暴落でバフェット氏は買いに動いたのでしょうか。
バフェットの出番は遅くないうちに訪れるかもしれない
BUSINESS INSIDER さんの記事はこちら。

ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)は「他人が恐れているときに貪欲であれ」や「金の雨が降ってきたら、指ぬきではなくバケツを出せ」といった有名な言葉を残している。
この伝説的なバーゲンハンターは、株式市場が2025年4月初頭のように暴落するのを何年も待ち続けてきたが、まだ買いに出ていない可能性がある。
バフェットは2017年の株主への手紙の中で、株価が急落する時期には「並外れた投資のチャンス」が生まれると述べている。
そのチャンスをつかむためには、作家ラドヤード・キップリング(Rudyard Kipling)の言葉「周りが冷静さを失っているときに、あなた自身は冷静さを保て」という教えを守ることが重要だと強調している。
2025年4月3日の終値の時点で、株価の急騰によりバフェットの個人資産は230億ドル(約3兆3622億円)増加し、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(Moët Hennessy Louis Vuitton:LVMH)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)やオラクル(Oracle)のラリー・エリソン(Larry Ellison)を抜いて、ブルームバーグ・ビリオネアーズ・インデックス(Bloomberg Billionaires Index)で4位にランクインした。
しかし、非常に忍耐強く規律を守ることで有名な投資家であるバフェットは、買い物を始める前にさらに長く待つかもしれない。
「価格が下がると、バフェットは購入を検討するだろう。その企業に新たな恒久的な損害が生じ、その損害が価格の割引よりも大きいと判断しない限りは」とスティーブン・チェック(Steven Check)はBusiness Insiderに語った。
チェックは、チェック・キャピタル・マネジメント(Check Capital Management)のCEOとして20億ドル(2923億円)の資産を運用しており、1996年から毎年開催されるバークシャーの株主総会には欠かさず出席している。
株価は以前よりも安くなっているかもしれないが、チェックはバフェットが「大きな購入を行うには、さらに大きな下落が必要だろう」と話している。
ハンケの「暫定的な予想」によると、バフェットは経済史に関する知識を元に、「少なくともしばらくは様子を見るだろう」と考えられている。つまり、経済状況の全貌がはっきりするまで、バフェットは積極的に動かないだろうということだ。
市場で慌ただしい売りが続くのであれば、バフェットの出番は遅くないうちに訪れるかもしれない。
まとめ
ウォーレン・バフェット氏が今回の暴落で買いに動いたかについて、ご紹介をしました。
現時点ではまだ分かりませんがバフェット氏はまだ買いに動いていないであろうとの内容でした。
私的にも高かったS&P500が最高値から20%ほど下落した程度なのでバフェット氏が動くほどではないと思っています。
もし、今後、2番底、3番底があれば動き出すかもしれません。
その時は、バフェット氏とともに買い向かうことをおすすめします。
とはいえ、このような暴落の際は市場に居続けることが最低限、私達がすべきことです。
常に淡々と冷静に、冷静にです。



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