株価急落、長期投資なら買い時?プロの意見はこうなった

先週末から株価が急落していますが、プロはどのようにすればいいと言っているのでしょうか。

株価急落、長期投資なら買い時?

日経新聞さんの記事はこちら

株価急落、個人はどうする? 「長期投資なら買い時」の声 - 日本経済新聞
7日の日経平均株価は約1年5カ月ぶりの安値となる3万1136円58銭で終えた。前週末に比べた下げ幅は2644円と、歴代3番目の大きさだ。個人投資家はどのような対応をすべきか、3人の専門家に聞いた。株価底値圏、長期投資家には買い時ニッセイ基礎...

ニッセイ基礎研究所チーフ株式ストラテジスト 井出 真吾さん

長期で資産運用する個人投資家は、今、売りに動く必要はない。米S&P500種株価指数が半値以下になったリーマン・ショックでも、5年半で元の水準に戻り、その後大きく上昇した。

この過去の経験則を生かすべきだ。自分の投資期間と照らし合わせて、5年待てるなら慌てる必要はない。

新NISA(少額投資非課税制度)で定期的に積み立て投資をしているなら、相場の変動に振り回されず、初志貫徹すべきだ。

今後、さらに5〜10%下がる懸念はあるが、むしろ買い時ととらえて、追加購入を検討してもいいだろう。

ファイナンシャルプランナー 高橋 忠寛さん

5年、10年先を見据えて投資するなら、2〜3割株価が低下したタイミングでは追加投資を検討すべきだろう。普段から、相場の下落局面で追加投資ができる余力は残しておこうと助言している。

手元に資金があって投資余力があるなら、まずその3分の1など少しずつ追加投資をするのが選択肢だ。少しずつ、と助言しているのは、もう一段株価が下がったときの投資余力を残しておくためだ。

今年中にどこかのタイミングで、課税口座で保有する銘柄を新NISA口座に組み替えようと考えていた人にとっては、株価の下落は好機だ。

利益が大きくない時に課税口座で売却すれば、税金が抑えられる。加えて、新NISA口座で購入するときには安値で買えるため、消費する投資枠も抑えられるためだ。

ただし、これは上級者向けの助言だ。基本的にはポートフォリオの見直しといったリスク管理は平時にしておくべきだ。今は、慌てて売却するタイミングではない。

資産運用アドバイザー 尾藤 峰男さん

個人投資家は、幅広く分散した銘柄に、長期で投資するという基本的なスタンスを大事にしたい。

「人が貪欲になっている時は恐れ、人が恐れている時は貪欲になれ」。

これは、リーマン・ショック時のウォーレン・バフェット氏の言葉として有名だ。この言葉のように、今は買い場と捉えるべきだと考えている。

まとめ

株価急落時のプロの意見についてご紹介をしました。

「長期投資なら売らずに買え」と言っています。

思ったより、積極的な意見だという印象でした。

今買っていい人は、キャッシュが潤沢にあり、投資経験がある程度長い人が前提というのが、私の意見です。

初心者がタイミングを見て投資する必要はないです。

最悪してはいけないのは暴落時に売ることで、積み立て投資をしている方は、何も変わらず積立投資を継続してください。

怖い心にフタをして淡々と投資を継続していきましょう。

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