新社会人のお金の貯め方・増やし方 新NISAはできるだけ早く始める

新社会人の資産形成はどのようにして進めていけばよいのでしょうか。

新NISAはできるだけ早く始める

PRESIDENT Online さんの記事はこちら

「毎月100円でもいいから、新NISAは始めたほうがいい」社会人1年生に知ってほしい"お金の貯め方・増やし方" まずは「手取り3カ月分の貯金」を確保
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まとめると。

●手取り3ヶ月分を貯金する

●新NISAはできるだけ早く、つみたて投資枠で積立投資を少額から始める

●初心者が株式を購入するのであれば単元未満株が向いている

●新社会人のうちはiDeCoよりNISAを優先した方がいい
NISA(金融庁)
・いつでも売却可
iDeCo(厚労省)
・60歳まで引き出し不可(老後の資産形成)
・最低拠出額は月5000円
・拠出を停止しても口座手数料はかかり続ける
・掛金が所得控除となり税金面でメリットがある

まとめ

新社会人の貯め方、増やし方についてご紹介をしました。

大枠では同意しますが、少し考え方が違う点も。

結論としてはこうなります。

1.生活費の6ヶ月~1年分の生活防衛資金を貯蓄する
2.新NISAのつみたて投資枠でインデックスファンドの積み立て投資を始める
3.資金に余裕が出てきたら、生活防衛資金を2年分程度まで増やす

注1:生活防衛資金が貯まるまで投資はしない
注2:資金が増えた場合、新NISAの成長投資枠でもインデックスファンドを購入する
注3:iDeCoは不要

まずは生活防衛資金を貯めてください。投資を始めるのは生活防衛資金が貯まってからです。
生活防衛資金がないと働けなくなったなど緊急事態があった時に対応することができなくなってしまいます。
「新NISAはできるだけ早く始める」には同意しますが、まずは生活防衛資金を貯めてください。
投資資金が増えた場合でも説明にあるような株の購入などはしなくていいです。成長投資枠でもインデックスファンドの一択です。
資金に余裕が出てきたら生活防衛資金を増やしてください。
 
あなたが非常に優秀であれば次の職もすぐに決まるので、それは必要ないのかもしれませんが、
 
もしあなたが凡人であるのなら年齢を重ねるほど、生活防衛資金は多い方がいいでしょう。
 
 
iDeCoについてはNISAと比較するとデメリットが多いので、使わなくていいです。多くの方はNISAの生涯投資枠1800万円を埋めるのにも多くの時間を使うはずです。
特にFIREを考えているような人とiDeCoの相性は非常に悪いです。
 
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