「FIREへの憧れ」調査 経済的自由を達成しているのは全体の2.4% 

「FIREへの憧れ」調査なるもので、経済的自由を既に達成している人は全体の2.4%であることがわかりました。

「FIREへの憧れ」調査とは

リスクモンスター(株)という会社が以下の内容で調査をおこなっています。

概要:「FIREへの憧れ」調査
調査方法:インターネット
期間:2022年5月23日~5月26日実施
対象者:20~50代の男女800人

出典:@Press

 

FIREを達成しているのは全体の2.4%

FIREに関する調査内容(3つの質問)から分かったことです。

・既に達成している人は全体の2.4%(偶然にも日本の富裕層の割合と一致)

・「実現したいと思っている」人は全体の33.9%で男性および20~30代にその傾向が多く見られる

・「実現したいと思っている」人のうち、5年以内に実現できると考えている人が40%もいる

・「実現したいと思っている」人のうち、5千万~1億円以下の金融資産が確保できればFIREすると考えている人が28.9%

・投資は20~30代の若年層ほど積極的にしている傾向がある

 

以下、質問内容と回答結果です。

Q1.あなたは「FIRE」を実現したいと思いますか?

 

Q2-1.FIREの実現目処は立っていますか?

 

Q2-2.いつ「FIRE」を実現できると思いますか?

 

Q3-1.どのぐらい金融資産が確保できたら「FIRE」しますか?

 

Q3-2.「FIRE」するために実行していることはありますか?

 

まとめ

民間のFIREに関する調査を見かけたのでご紹介をしました。

調査対象の方をどのようにして集めたのかが分からないので、考察しにくいですが対象はごく一般の方と仮定します。

この調査を見ての率直な感想としては、以下のとおりです。

・FIREを目指している人、達成目前の人、達成している人は考えていたより多い

・予想どおり、積極的に投資行動をしているのは20,30代で40,50代は行動している人が少ない

 

FIREの定義

一般の方でまだまだ「FIRE」という言葉を認知しているのは100%とは思っていません。定義によって、回答結果は大きく異なってきそうです。

少なくとも”私は”「必ずしも仕事を辞めること」だとは考えていません。サラリーマンでもFIRE達成!というケースもあるということです。

FIREの「Retire Early」が誤解を生み、否定をされる方も多いですね。大切なのは「Financial Independence」経済的自立です。

この理解なので誰もが目指す必要はありませんが、FIREを目指すことでより豊かな人生を送ることができると考えています。

 

FIREを実現したい人、4割弱は少ない?

今回の調査において、FIREを「実現したいと思う」または「実現した」人は4割弱に留まり、6割超はFIREへの憧れを抱いていないことがわかりました。

上記の調査会社の考察には「FIREを実現したい」と思っている人は意外にも少ない。と受け取れる記述をしていますが、

一般人の3割を超える人が「FIREを実現したい」と思っているのであれば、かなり多いと思いますね。

ここ2,3年でFIREという概念、投資が20,30代を中心に急速に浸透してきていることが分かります。

 

FIREをするための資産額

5千万~1億円が最多ということで、多くの人が1億円を目指していそうです。一方で1千万円以下という方が12.2%います。

低資産FIREというのが流行っている?ようですが、そのような人生を否定はしませんが、私からおすすめすることはありません。

FIRE達成の金額は人それぞれではありますが、数百万円では全て自給自足できるぐらいでなければ経済的自立ができているとは、とても思えません。

この辺りからも、言葉の定義は必要ですね。

 

FIREを「実現したくない人」であっても経済的自立を目指すことにデメリットはないことを改めてお伝えしておきます。

 

あなたがFIREするための金額はいくらなのか改めて計算してみましょう。

サラリーマンが早期リタイアFIREをするために必要な金額は
世の中では、いつの間にかFIREブームですね。 FIREをするには資産がいくらあれば達成が可能なのかを確認してみました。
株式投資でリタイアが可能な金額は
私は株式投資で資産を築きリタイアをしたいと思っています。 現実的にどの位の資産があればリタイアできるのかを考えてみました。
リタイアするには貯金はいくら必要?経済的自由を達成する7つのステップ
「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」の著者が示した経済的自由を達成するまでの7つのステップの中で貯蓄の目安などについも語っています。

リタイアされている方の後悔から学ぶことは多いです。

リタイアした人が今後リタイアする人に伝えたい後悔していること
アメリカで既にリタイアしている人へのアンケートで後悔していることや問題になっていることが明らかになっています。

 

コメント