サラリーマンが早期リタイアFIREをするために必要な金額は

バフェともです。

世の中では、いつの間にかFIREブームですね。
ブログを始めた3年前は世の中にはあまり認知されてなく
どちらかというとFIREをする人は変人に見られる感じでしたが
ここ2年ぐらいで一般の人にもあっという間に認知された印象です。

FIREブロガーの方の本による影響が大きいですね。

改めてFIREをするには資産がいくらあれば達成が可能なのかを確認してみます。

 

FIREとは

FIREとは Financial Independence, Retire Early の俗語です。
経済的に自立をして早期退職をすることです。
 
もっと柔らかくいうと
生活に困らないだけの資産を作って後はやりたいことをして生きていく。
ということですね。
 
あこがれませんか?
あこがれたあなたは、生活をする為に働いている人ですね。
私を含めそのような人がほとんどだと思います。
 
会社勤めをしていると満員電車、人間関係、理不尽な出来事など嫌なことが多々あります。FIREをすることで会社との縁を切り自分自身で人生を選択することができるということですね。

 

FIREに必要な金額

日経新聞のオンラインに以下の記事がありました。

投資で早期リタイア」ブームにひと言(澤上篤人)
世界的にすごい株高が続いている。その波に乗ってFIREを人生の目標に据える若い人たちが増えているという話を聞くけれど、バブルのにおいがプンプンするよ。

現役世代が株の配当金だけで生活していこうとしたら、最低でも3億円は欲しい。

バブル株高に乗ってのFIREなんて、浮かれ過ぎもいいところ。本格派の長期投資家はもっと地に足の着いた考え方をしようよ。それが長期投資というものなのだ。

 

ごもっともなご意見なのですが、FIRE可能な金額を最低3億円としてしまったら誰もリタイアできなくなってしまいます。3億円は一般的なサラリーマンが稼ぐ生涯賃金より多く、1億円以上を持っている日本の富裕層でも全人口の2%程度しかいないのですから。

 

 

では、一体いくら必要なのか?

アメリカではFIREに必要な金額というものも研究されていて必要な年生活費の25年分としています。

FIREに必要な金額 = 年生活費 × 25年分

 

あなたが毎月20万円で暮らしていけるのであれば6000万円がFIREに必要な金額ということです。

6000万円 = 240万円 × 25年分

 

もちろん、6000万円をただ現金で保有して切り崩していくと25年でなくなります。

 

しかし、トリニティスタディという研究ではS&P500などの優良な株式と優良な債券に投資し毎年リタイア時の資産の4%定額で切り崩しても元本は減らないというのです。

「ウォール街のランダムウォーカー」という本の中では4%定率での取り崩しが紹介されています。私は定率の方がしっくりきます。

 

株式と債券の比率は75:25もしくは50:50であれば40年後でもほぼ問題なさそうです。心配な方は余裕をみて3.0~3.5%としてもよいかもしれません。

 

トリニティスタディ アップデートより

 

この表から見ても分かるように4%で切り崩した場合、30年を超えると100%ではなくなっています。より確率を高める為には暴落時の期間を乗り切る為の生活費が現金で5年分があればより安心です。

ただし、更にFIREをするまでの時間はかかってしまうのが問題ですね。

 

FIREに必要な金額 = (年生活費 × 25年分) + 5年分の生活費

 

月の生活費が20万の場合は7200万円がFIREに必要な金額になりました。

7200万円 = 240万円 × 30年分

 

 

まとめ

お金の不安はいくらあってもなくならないものです。
不安をなくすには、少しでも稼ぐ力が必要ですね。
月、数万円でも稼げるようになれば精神的にもかなり余裕が出ると思います。

 

4%ルールでFIREしつつ、精神的なよりどころとして
ゆるく稼ぐということも並行してするということですね。

会社で働かされているのと、
自分で稼ぐのとではモチベーションも全く違うと思います。

 

 

投資経験を元にリタイア金額を算出しています。

株式投資でリタイアが可能な金額は
私は株式投資で資産を築きリタイアをしたいと思っています。 現実的にどの位の資産があればリタイアできるのかを考えてみました。

 

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