ＦＩＲＥを目指す人が陥る「３つの落とし穴」

従来型のＦＩＲＥにはいつくかの落とし穴があるといいます。

自分が好きなことにはお金と時間を使う

ＦＩＲＥを目指しているケヴィン・パニッチ氏はＦＩＲＥにはいくつかの落とし穴があるとして対策についても語っています。

節約のために出費を切り詰めすぎれば、現在の幸福度が減ってしまいかねない。

金儲けのための金儲けは、結局時間を浪費しているだけである。

節約のしすぎと同じように、働きすぎは短期的な幸福度を下げてしまう。

落とし穴にはまらないカギは、バランス。貯蓄を増やしながらも、自分が好きなことにはお金と時間を使う。

退職後の生活は、何もせずとも理想の日々になるとは限らない。

退職後の日々は素晴らしいものになるはずだし、そうあるべきだが、実際に退職した後に何をするかという計画は必要。

旅であれ、家族との時間であれ、サイドプロジェクトの推進であれ、早期リタイア後の計画を立てておけば、見えないゴールに向かって突っ走るという落とし穴を避けられる。

ＦＩＲＥを目指す過程ではいろいろな変化がありうるので、柔軟に対応をする必要がある。

そのためには、正しいアプローチをとり、古くなった目標やゴールに固執せず、状況の変化に応じて調整をする。

・今よりもいい（あるいは悪い）仕事に就いて、給料が上がる（あるいは下がる）
・市況の変化によって、リターン率が年平均5％より大きく（あるいは小さく）なる
・支出が増えるか減る
・引っ越す
・目標が変わる

この落とし穴を避ける方法の1つが、退職後の支出の大部分をカバーできるほど多くの資金を貯めるファットＦＩＲＥ（Fat FIRE）を目指すことである。

MONY INSIDER さんの記事はこちら。

ＦＩＲＥを目指す人が陥る「３つの落とし穴」についてご紹介をしました。

１．今を犠牲にしすぎることなく、自分が好きなことにはお金と時間を使う
２．ＦＩＲＥ後の計画を立てておく
３．目標やゴールに固執せず、状況の変化に応じて柔軟に対応する

３つともに、非常に納得する内容です。ＦＩＲＥが認知され、目指す人が多くなると理想のＦＩＲＥ像というものが、出来上がってきています。

ＦＩＲＥに向けて走っている時はバランスを重視しつつ、変化に柔軟に対応する。そして、ＦＩＲＥ後の計画までバッチリ立てられたら理想です。

しかし、ギチギチに計画を立てる必要はありません。ＦＩＲＥを達成するまでの長期間の間には様々なことが起き、考え方も変化していくことでしょう。

最低限、稼いで継続して資産運用をしていれば、いつかはＦＩＲＥを達成できるだろう。ぐらいのゆる～い感じでいいと思います。

私は結果的には予定より早くＦＩＲＥをすることができましたが、ストイックに目指していたわけではなく、そんなゆる～い感じでした。

ストイックになって、継続できなければ元も子もありませんからね。

今にして思えば、ＦＩＲＥ後の計画をもう少ししておけばよかったかな。しかし、ＦＩＲＥの生活も一度経験してみないと自分が何がしたいのかなど浮かんできません。

今回の落とし穴を回避する１つの方法としてファットＦＩＲＥ（十分に資産に余裕があるＦＩＲＥ）が提案されていますが、

それを言ってしまったら、お兄さん「もう少し、もう少し」といつまで経ってもＦＩＲＥに踏み切ることはできません。

その資産額は、3億、5億、10億、、一体いくらなのでしょうか？

資産額以上に重要だと感じるのは、ＦＩＲＥ後にも稼げる力を付けておくことです。好きなことであれば、なおさらいいです。

ＦＩＲＥ後に働く？と思うかもしれませんが、サラリーマンの働くとは全く違った”労働”と思ってもらっていいです。好きな事をするのです。

その、好きな事で稼げるスキルがあなたの「最強の資産」になると言っても過言ではありません。

後は、いつも紹介をしている簡単な法則を守り、継続さえしていけば誰もがＦＩＲＥすることはできると本当に思っています。

ともにＦＩＲＥを達成しつつ、理想の人生を追い求めていきましょうね。