FIREへの道は「デスマーチ」、もっと人生を楽しめばよかった

FIREは、一般人にとって簡単なものではありません。FIREを達成した人の中には後悔している人も少なくないようです。

お金だけを追いかけると幸福度は下がる

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FIREへの道は「デスマーチ」。週80時間労働で裕福になったが、二度とやらないと語る50歳男性
カール・ジェンセン氏は43歳の時、100万ドル(約1億4000万円)の投資ポートフォリオを構築してリタイアしました。ですが、カール氏は経済的自立への道を「死の後進」と称し、もっと人生を楽しめばよかったと後悔しているそうです。

記事を抜粋すると。

・カール・ジェンセンは43歳の時、妻のミンディと一緒に、100万ドル(約1億4000万円)の投資ポートフォリオを構築してリタイアした

・経済的自立への道の過程で多くのことを妥協した

・もう一度やるならば、もっと貯蓄額は少なく、そしてリタイアまで時間がかかっても、もっとゆっくりやるだろう。人生を楽しむ機会を失ってしまったのだから

・最終的に、長い時間働いたことで早期退職できたが、二度とやらないと心に誓った

・FIREは価値のある目標だが、バランスの取れた健康で満ち足りた人生の邪魔になってはいけない

・経済的自立の本質は、幸福度を高め、より良い生活を送ることだ。だが、僕らは100万ドルという数字を達成するためにお金を追いかけて、幸せやより良い生活を後回しにしてしまった。そう考えると、ちょっとバカげている

・もう一度戻れるならば、経済的自立を急がずに人生を楽しんだだろう

・2024年4月現在、夫婦の純資産は約500万ドル(約7億2500万円)ほどだった。7年前にリタイアしたカールは、今50歳になった

まとめ

カール・ジェンセン氏のFIREに対する後悔についてご紹介をしました。

カールはFIREという生き方については肯定しています。しかし、あまりにも働き過ぎて人生を楽しむ暇がなかったので、もう少し人生を楽しみつつ、資産形成をすればよかった。という後悔ですね。

私自身が少し残念に思うのは、20代前半からFIREを目指しているような方達ですね。目指すこと自体は悪くはないのですが、FIREに1点集中してしまうとカールのような後悔をすることになるかもしれません。

人生の中には20代でしかできないことも多いので、FIREすること以外に自分にお金を投資することが非常に重要だと思います。

私自身のFIRE後の後悔は2点です。

・一人で稼げるスキルを身に付けておけばよかった
・様々なコミュニティに所属しておけばよかった
今からできることも少なくないので、コツコツと努力はしていきます。
ともに、理想の人生を目指しコツコツとやっていきましょう。
 
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