米国株の待機資金でドル建てMMFを検討 商品と購入方法を解説

米国株用の一部の待機資金をドル建てMMFで運用することを検討してみました。マネックス証券での購入方法についても説明します。

米国株の待機資金でドル建てMMFを検討

先日の記事ではこんなことを書いていましたので、早速物色をしてみました。一部の待機資金を使ってドル建てMMFを検討してみます。

米国株をここから大きく買うことはないので、今までドルの現金は放置していましたが、MMFでも検討してみます。日本株も逃してしまったし…

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外貨建てMMF

外貨建MMF(マネー・マーケット・ファンド)とは、格付の高い外貨建て(米ドル、南アフリカランド、トルコリラ)の短期証券に投資する投資信託です。

ニッコウ・マネー・マーケット・ファンドの目論見書から抜粋しています。

 ファンドの投資対象は、現金(預金を含みます。)およびファンドの表示通貨建て公債商品で、

第三国の中央当局または中央銀行、欧州連合(EU)、EU加盟国の地方自治体、政府、中央当局または中央銀行、MMF規則第17条に定められる欧州事業体

または超国家的事業体が発行または保証するものです。ファンドは通常の場合、すべての投資債券を満期まで保有します。

ファンドは、いかなる種類の株式または出資にも投資しません。

各証券会社のドル建てMMF

各証券会社のドル建てMMFの商品です。コスト(管理報酬)を載せておきますが、運用内容が異なるので単純にコストが低いからよいとも言えないようです。
詳細は目論見書を確認してください。

マネックス証券

わずか、1つの商品しかありません。

ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド
管理報酬:0.91%(年率)

マネックス証券の外貨建てMMFの詳細はこちら

SBI証券

4つの商品があります。
ブラックロックのコストの書き方が分かりずらいので目論見書を直接ご確認下さい。

ブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンド
管理報酬:?

ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド
管理報酬:0.91%(年率)

ノムラ・グローバル・セレクト・トラスト
管理報酬:0.66%(年率)

ゴールドマン・サックス
管理報酬:0.70%(年率)

SBI証券の外貨建てMMFの詳細はこちら

楽天証券

2つの商品があります。

ゴールドマン・サックス
管理報酬:0.70%(年率)

ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド
管理報酬:0.91%(年率)

楽天証券の外貨建てMMFの詳細についてはこちら

外貨建てMMFの購入方法

今回はマネックス証券、SBI証券での米国株口座のドル資金で、ドル建てMMFを買う方法を記述します。円でも買うことが可能です。

マネックス証券

資金移動、タイミングなどが何とも分かりずらいです。

1.「入出金」-「資金振替」から米国株口座のドルをマネックス口座内で振替する

外国株取引の「振替(米ドル)」から資金振替をおこなう。

国内営業日の14:00前まで行なった「お預り金(外貨)→外国株取引口座」の振替指示は、外国株取引口座に15:00~15:30頃反映し、米国株取引サイトのリアルタイム買付可能額には20:30頃(サマータイムの期間は19:30頃)に反映します。

 

2.ドル建てMMFを購入する

「投資・つみたて」から「ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド」を外貨決済で購入します。

買付可能額には当日に反映されます。手続きは当時にできますが、実際に買付が行われるのは翌営業日の夜のマーケットとのことです。(電話確認済み)

よって、資金を移動してすぐにMMFを買い付けることはできません。

売却をして米国株口座に入れるまでは逆の手順で最低2日はかかるということですね。

円に換金しない限りは手数料は発生しません。

 

SBI証券

マネックス証券と比較するとSBI証券の方が商品が多く、また資金振替などの複雑な手続きをする必要もないので操作が分かりやすく簡単です。

1.「投信」-「外貨建MMF」より購入する商品の「買付」をする

2.MMFを購入する金額を入力して発注をおこなう

注文内容は以下のようになっています。当日のマーケットで約定されるようです。こちらもマネックス証券が翌日買付になるのに対して優れています。

まとめ

購入予定のドル建てMMFについてご紹介をしました。

ドル建て商品の購入ですと作業が増え、面倒ですね。円で購入されたい方は通常の投資信託と同様にポチっと購入が可能です。

MMFのメリットとしては、ボランティリティの少ない、比較的リスクが低い商品で利回りが高めだということです。

ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド 目論見書                                                 ファンドと代表的な資産クラスとの年間騰落率の比較

デメリットはあくまでも公債で運用している商品なので元本割れが発生するリスクがあるということです。

円で購入して解約またはドルから円に換金する場合は、最近変動が大きい為替リスクは十分に考えておきたいところです。

また、低コスト投信に見慣れていたせいか、「ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド」などの管理報酬0.91%は高すぎだろと思ってしまいました。いや高すぎです。

 

今回、MMFを検討し始めたのは、FRB利上げによる金利上昇です。各商品の利回りをご覧いただいたように年率4%ほどになっています。

使わない資金をただ寝かせておくよりは、マシかなと。しかし、一番の理由は”今までしたことのないことをやってみよう”ということかもしれません。

ですので、大きく損失を出さない限りはヨシとしようと思っています。

債券ETFの方が圧倒的にコストが低いので1つの選択ですね。

 

以下の記事で説明しているバンガード・アメリカ短期国債ETF(VGSH)もいいなと思っています。

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