5月の米国市場は債務上限問題と金融当局者の発言に一喜一憂。それでも株価は上昇し資産は最高額を更新しています。
5月の米国市場
日付 | 株価終値 | 高値からの比率 | 昨年末からの比率 |
2022/01/03 | 439.25 | 0.00% | |
2022/12/30 | 351.34 | 0.00% | |
2023/05/31 | 383.89 | -12.60% | 9.26% |
FOMCで0.25%の最後の利上げ?を決定。
4月後半に今度はファースト・リパブリック・バンクが破綻しJPモルガン・チェースが買収して決着しましたが、その後も金融不安は続き不安定な相場が続きました。
その後、下記の内容などにより月末になってみれば株価は上昇。
・米消費者物価指数(CPI)の鈍化
・エヌビディアのAIサプライズによる一部ハイテク株の上昇
・債務上限問題は解決しそう
4月の消費者物価指数(CPI)は総合4.9%、エネルギーと食品を除いたコアは5.5%と10ヶ月連続で低下していますが、下げ幅は鈍いです。
4月の雇用統計は雇用者数が予想を大きく上回りましたが、3月の23万人超から16万5000人に下方修正されており、就業者数の前月からの伸び幅は3ヶ月平均でみると鈍化傾向になっています。
失業率 3.4%(予想3.6%)
平均時給 4.4%(予想4.2%)
5月末のポートフォリオ
5月末のポートフォリオです。
5月は更なる銀行破綻や様々なイベントがありましたが、株価はわずかながら上昇しました。その割には株式比率が増え、現金比率が減少しています。
この要因はもうお分かりのとおり円安です。円安に大きく振れ、一時140円台をつけています。
為替の影響で資産は増加し先月比 +3.0%、昨年末比 +10.2%となりました。昨年10月から7ヶ月ぶりに最高額を更新しました。
まとめ
今月もいろいろなニュースがありましたが、最後には株価は上昇しています。どうやら「Sell in May」はなかったようです。
S&P500はリセッション、暴落だの何を言われようが上昇トレンドは続きます。
債務上限停止法案は下院で可決され今後、上院でも可決されるでしょうからイベントが1つ片付きました。(壮大な茶番劇ですけどね… ( ̄b ̄) シーッ)
季節的には株価は弱い時期なので爆上がりすることはないにせよ、暴落することはない雰囲気です?みなさん買いたくて仕方がないように見えます。
やっぱり、マイルドリセッションなんですかね。
気付けば、資産が10%増えていますが理由が円安なだけに、全く安心などできません。
米国株をここから大きく買うことはないので、今までドルの現金は放置していましたが、MMFでも検討してみます。日本株も逃してしまったし…
まだまだ暇な投資生活が続きます。これが個人投資家の強みです。(^^;
では、また来月にお会いしましょう。(^^)/
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