日経新聞の記事です。
年初来安値を更新も下落余地あり
5月9日の米国相場は続落し主要3株価指数は年初来安値を更新し、VIX指数は35にせまっています。
S&P500 -3.20% 3,991.24
ナスダック -4.29% 11,623.25
(VIX)は前週末比15%ほど高い34台で終えた。
不安心理が高まった状態とされる20を大幅に上回るが、市場では「まだパニック売りとは呼ばず、下値余地がある」との声が聞かれる。
S&P500株価は今後3000ポイントまで下がる
バンク・オブ・アメリカはS&P500が今後、3000ポイントまで下げると話しています。
バンク・オブ・アメリカは過去140年で19回分のベアマーケット(弱気相場)のデータを分析し、平均の株価下落率は37.3%、289日ほど続いたと試算する。
過去と同じ道筋をたどると仮定してこのデータを基にすると「今回のベアマーケットの終了はS&P500種が3000まで下げた辺り」になると指摘した。
高水準のインフレが続けば荒れ相場は続く
5月11日にはアメリカ4月の消費者物価指数(CPI)が発表されます。短期的にはこの数値により相場に動きがありそうです。
ナショナル・セキュリティーズのアート・ホーガン氏は相場展開を見極めるうえで「インフレ動向が最も重要」といい、
11日のCPIがインフレのピークアウト説を強めれば「リリーフラリー(安堵感からの相場上昇)を誘う」と話す。
ただ、目先は高水準のインフレが続き、FRBの積極的な金融引き締め方針に変化はないとの見方も多い。
相場の荒れ模様は簡単には終わらないとの雰囲気が漂っている。
まとめ
バンク・オブ・アメリカが分析をしたS&P500の下値は3000ポイントとなっています。
これは、5月9日のS&P500の終値「3991.24」から-25%で高値からは-37%ほどの下落になるということです。
もちろん、下値はこれより下がるかもしれませんし、上がるかもしれません。それは誰にも分かりませんが覚悟はしておきましょう。
今週発表される消費者物価指数(CPI)の数値が収まる傾向になることを誰もが願っています。。
いずれにしても今週株価は更に大きく動きそうです。
インデックス投資をされている方は淡々と買っていきましょう。
コメント