老後資産は貯めることより使うことの方が難しいようです。
老後生活に備えるあまり、必要以上に資産を残してしまっている
マネーポストWEBさんの記事はこちら。
記事を抜粋すると。
・「経済財政白書」(令和6年度)の遺産についての考え方調査(2023年)では「生きているうちに財産を使い切りたい」が34%・世帯当たりの金融資産は60~64歳でピークの1838万円に達する
・資産取り崩しのペースは緩やかで、85歳以上の世帯でも平均1500万円の財産を残したままとなっている
・多くの人は老後生活に備えるあまり、お金を使うことをためらい、結果的に必要以上に資産を残してしまっている
・巷の情報は『増やす&貯める』方法ばかりで、お金の使い方は誰も教えてくれない
・いつそのお金を使えばいいのか。これが分からないから、多くの人は死ぬまで貯蓄をしてしまう
・日本人の個人資産総額約3200兆円のうち、2000兆円ほどを60歳以上が保有
・重要なのは、漫然とした投資や貯蓄をいつまでも続けることではなく、“正しくお金を取り崩す計画”を立てること
・老後資産を効果的に取り崩すためには、「寿命からの逆算が必要」
・超高齢社会の現代では、100歳まで生きると想定して長期的な計画を立て、収入と支出のバランスを整えて資産寿命をコントロールしていくことが重要
まとめ
老後資産の使い方にフォーカスした内容についてご紹介をしました。
ある程度の資産額を作るのも難しいですけれどね。
しかし、「資産を使う」ことも、これまた難しいことも確かです。特にコツコツと資産を増やしてきた人は使うことが苦手そうです。
基本的に海外株式に投資をしている方であれば4%ルールを使い定率で取り崩すでいいと思っています。
自分が何歳で死ぬかわからないのに計算なんてできませんから。
それでも余らせてしまう可能性が高いので、これには日頃から意識的に使う練習をしていくしかないですね。
しかし、最終的に全部使えないのは人間の本能だと思っています。
私自身、老後資産を全て使い切って死ぬことはないでしょう。もし独身だった場合はどこかに全て寄付しようと考えています。
最後まで、国に全てを没収されるのも気分的に気持ちがいいものではないですから。
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