バフェともです。
米国株とともに日本株もすさまじい勢いで
株価が上昇しています。
日本株の昨年からのパフォーマンスには
目を見張るものがありますね。
正直なところ、ここまで日本株が
強いとは予想もしていませんでした。
では今後、積極的に日本株を購入するのか?
と聞かれれば NO です。
米企業は2020年にはコロナショックから回復している
米国の営業利益はコロナショック前の
水準にまで昨年の7-9月期には既に
前年以上にまで回復しています。
しかし、日本を見てみると
回復にはほど遠いですね。
テレビ東京:Newsモーニングサテライトより
日米の利益率は広がっている
日米の営業利益率を比較すると
コロナの前から広がっていて
コロナ後にはさらに差が広がってきています。
テレビ東京:Newsモーニングサテライトより
この原因の1つは労働生産性です。
危機にバッサリと雇用を切る
米国と切ることができない
日本の差が大きく出ています。
テレビ東京:Newsモーニングサテライトより
しかし、日本の利益率が回復しない
一番大きな要因としては
海外からの仕入れ値以上の売り値で
海外に売ることができていないことです。
テレビ東京:Newsモーニングサテライトより
簡単に言ってしまうと、
利益率が高いサービスと製品を
売ることができていないのです。
GAFAMのようなプラットフォームを
持っている企業は日本にはいませんね。
これから日本でイノベーションが起き、
世界的な企業が生まれる可能性も
なくはないですが
日本に住んでいる者の実感として
非常にイノベーションが起きにくい
国民性、環境だと思います。
素晴らしいと思った事や人を
素直にたたえ、足を引っ張ったり
するようなことはしない社会にしたいですね。
日本にチャンスがあるとすれば、
人間型のロボットやロケットなどの事業でしょうか?
有望な米国への投資をする
今回、書いている内容は
コロナ以降になって始まったものではなく
以前からの傾向です。
残念ながら一気に日本の社会や企業が
改善されることはないです。
紹介した内容以外にも
人口や企業の株主の考え方
金融機関の法整備など
株式に対する米国の文化は強いものがありますね。
日米で株価が上昇しているものの、
国が株を購入して支え続けている
日本の市場と本質的な稼ぎが強い
企業が集まり
その企業を生み出す
環境を持っている米国とでは
内容が全く違います。
このようなことを理解していると
日本株は怖くて大きく
購入することはできません。
日本株はかなりレベルが高い投資なので
そのスキルがない方は米国株を
選択する方がよいですね。
引き続き淡々と米国株への
投資を続けていきます。
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