【企業型確定拠出年金】転職・退職後の放置であなたの年金は減り続ける

「企業型確定拠出年金」に加入しその後、退職や転職された方で手続きをしていない方はいないでしょうか？手続きをせずに放置しているとあなたの年金は減り続けます。

企業型確定拠出年金　退職・転職後の放置で年金は減り続ける

転職、退職時に必要な手続きをせずに放置することで
「長期的に運用の機会を逃すことになり、老後資金の確保に影響が出る」
可能性があります。

転職、退職時に必要な手続きをしないために国民年金基金連合会で現金のままで管理される年金資産が5年間で7割近く増え約2400億円になっている。

・2021年3月末で対象者は約99万5千人、金額で2395億円。
・直近では111万人に増え、金額もさらに増えている。

出典：日経新聞

必要な手続きをしないと、

・国の機関（国民年金基金連合会）が現金として管理をする
・国の管理に変更する費用（4348円）を取られ、毎月52円の手数料も引かれ続ける
・株式や債券での運用機会を逃してしまう

手続きの期日など、より詳細な内容についてはこちら。

企業型確定拠出年金の転職、退職後の手続きについてご紹介をしました。

手続きをしないと、デメリットしかないので企業型確定拠出年金に加入されていた方は手続きがされているか国民年金基金連合会に確認をしてみましょう。

現在、企業型確定拠出年金に加入されている方もこのような知識を持っていることで転職、退職時の事前の対処が可能ですね。

21年3月時点、確定拠出年金の運用商品が定期預金などの元本確保型が全体の45%となっています。

確定拠出年金で定期預金などを選ぶメリットは何もないことを理解できるぐらいの金融リテラシーは身に付けていきましょうね。