円安が急速に進み資産は急回復しています。
ドル円の為替は3月前半の115円台から3月後半には一時、125円台まで大きく上昇しました。
3月の米国相場
S&P500指数 VOOの昨年末から3月末までの株価です。
日付 | 株価終値 | 高値からの比率 | 昨年末からの比率 |
2021/12/31 | 436.57 | 0.00% | |
2022/01/03 | 439.25 | 0.00% | 0.61% |
2022/03/31 | 415.17 | -5.48% | -4.90% |
3月後半にかけて、株価は多少持ち直しましたが、年初からは見てのとおりグダグダな株価です。
今だに1/3の高値を更新することができていません。
戦争、金利上昇局面と株には悪い材料が並んでいるので仕方がないですね。
ウクライナでは大量虐殺が起き、戦争は長引きそうな雰囲気が漂ってきました。
3月末の資産配分
3月末の資産配分です。
円安が急激に進んだ為、先進国株式の評価額が大幅に上昇しリスク資産の割合が増加しました。
資産は先月末から7.3%と大幅に上昇、昨年末からは2.1%増と過去最高額を更新しました。
資産の75%は外貨(ドル)なので1ヶ月足らずで円安が10円ちかく進んだインパクトは大きいですね。
しかし、喜んでいるのかと聞かれれば、全く喜んでいません。
なぜなら、米国相場を見てのとおり、最高値を更新することができていない上に円安により買付力が低下してしまったからです。
円安がなければ、資産はマイナスになっていたということです。
為替は株価以上にどのようになるか分からない水ものです。
日米の金融政策の違い(緩和と引締め)と国力が弱まっている日本の状況から円安傾向は続くとは思ってはいますが、1ヶ月後に元の水準に戻っていても不思議だとは思いません。
株価は上昇しませんが、下落幅も大きくないので買えない状況が続いています。
今月も多少のつみたて投資をした程度ですね。
まとめ
戦争の長期化に加え、FRBはタカ派に転換し0.5%幅の利上げをする雰囲気を出してきています。そして市場は徐々にこの内容を織り込みつつあります。
上値も下値も重い厳しい状況が続いていますが、その中でも下値を拾っていくしかないですね。
極端な円安は日本にとっては良い事ではないと思っています。しかし、国のトップがあのような発言を続ける限りは更に加速していくでしょう。
日本市場は過去の政権と比較すると海外からの投資額が大きく減ってしまっているというのが現実です。。。
円安になり資産形成には不利な状況が続いていますが今までとやることは変わりません。
コツコツと米国株を買い進め、外貨資産を増やしていきましょう。
あなたが育てた資産は、インフレ、円安からあなたを守ってくれます。
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