バフェともです。
日本を含め、株高が続いていますね。しかし米国株は日本と比較してもより株価は上昇しています。
なぜこのような差が出るのでしょうか?
その要因として米国の株主を一番に大切にするという社会的な構造、文化、行動があります。
米国の労働生産性は突出している
コロナ禍の直近のアメリカ、ユーロ圏、日本の労働生産性を比較すると米国が突出しています。
モーサテより
この差は以下のような米国各社の対応によるものです。
不況では株主を第一に優先をして守る為に雇用をいち早く削減する
このような素早い対応によりグラフのように米国は加速度的に労働生産性が増しているのです。これは今回のコロナショックに限ったことではなくリーマンショック時にも同じことが起きています。
労働者の権利が強い日本ではとてもこのようなことはできないので、必然的にこのような差が出てしまいます。
優位性のある米国に淡々と投資をする
米国では解雇をされた労働者が経済ショック後の世界に対応した職業に就くことにより、経済ショック後の経済への適用スピードが増していきます。そして投資家がその有望な米国へ投資をするという陽のスパイラルとなり株価も上昇していきます。
米国は経済ショックが起きても以前より強い経済になっているということです。
これは経済ショックに対応ができない日本側から見ると対極の負のスパイラルに落ちていくことになります。これが失われた20年以上というやつですね。
サラリーマンである私からしても当事者として首を切られる立場になるとかなり厳しい状態になると言わざろう得ませんが、結果的に国が繁栄するのであれば、それなりのリターンはあるはずです。
個人投資家としてこのような優位性のあり、人口ボーナスのピークがまだ訪れていない米国に投資することは適正な選択肢です。
最近はバブルではないかと騒がれてはいますが、バブルは終わってみないと分かりません。大切なことはバブルであろうとなかろうとこの市場から退場になることなく居続けることです。
雑音に惑わされることなく冷静に淡々と投資を続けるということですね。
コメント