2022年11月のポートフォリオを公開 米国株価はインフレ鈍化で急上昇

11月10日に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)が減速したことを受けて米国株価は急上昇しています。このまま年末ラリーとなるのでしょうか?

11月の米国相場

S&P500指数 VOOの昨年末から11月末までの株価です。

日付 株価終値 高値からの比率 昨年末からの比率
2021/12/31 436.57   0.00%
2022/01/03 439.25 0.00% 0.61%
2022/11/30 374.49 -14.74% -14.22%

11月10日に発表された10月の消費者物価指数(CPI)が以下のように減速傾向だったことにより市場は大きく反応し、株価は急上昇しています。

10月 消費者物価指数(前年同月比)
総合CPI:予想8.0% 実績7.7%
コアCPI:予想6.5% 実績6.3%
 
そして先日、11月30日の講演でのFRB議長、パウエルさんの「早ければ12月にも金融引き締めペースを落とす可能性が高い」との発言内容に反応して、
またもや急上昇し、ついに節目である200日移動平均線を突破しています。
S&P500 +3.09%(前日比)
ナスダック +4.41%(前日比)
 
 

11月末のポートフォリオ

11月末のポートフォリオです。

株価の上昇により、わずかに株式比率が増え、現金比率が減りました。

資産は前月比 -3.0% 、昨年末比 +4.8% となり相変わらずの低空飛行です。

株価が急上昇しているのに資産は大幅に減ってるやん!そう、原因は為替です。わずか1ヶ月に12円ほども円高になっているのです。

ドルの現金は使っていないのに100万以上も減っています。。。コワッ

 

まとめ

先日のパウエルさんの発言を受けての株価上昇は、出来高、上げ幅をみてもかなり勢いがありました。今後も上昇基調であることは変わらなさそうです。

パウエルさんは、ガンガンとタカ的な発言をすると思っていたのですが予想が外れました。

11月の消費者物価指数(CPI)が予想どおり鈍化すれば多少の年末ラリーは期待できそうです。ただし、S&P500のプラ転(15%の上昇)は無理でしょう。

年間パフォーマンスはエネルギーセクターの圧勝ですな。バフェットさんアッパレです。

年末が迫る中、大きく買えなかったのは痛いです。何かサプライズがない限り、12月の利上げ減速がほぼ決まった状況では大きく下げることはなさそうです。

残念。

今後のリセッション(景気後退)がどのぐらいの期間でどれほどのダメージを経済にもたらしていくのかが焦点です。

日本以外の国は利上げを進め、マイナス金利の国は日本だけになりました。

日本の私達の生活にもリセッションは迫っている、もしくは訪れています。

リセッションに備えつつ、コツコツと投資を継続していきましょうね。

それでは、また来年にお会いしましょう。

 

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