米国のFP(ファイナンシャルプランナー)は不景気に備えて今やるべきことについてアドバイスをしています。
分散ポートフォリオは相場変動が激しいときに損失を抑える
BUSINESS INSIDER さんの記事はこちら。
最近は値上りしているものが多い。つまり、予算を見直し支出削減する項目を見極める機会なのだ。
何が必要で何が欲しいかは、自分の現在の優先順位と長期的な目標を天秤にかける必要がある。
2.まだ生活防衛資金がないならば、構築し始める
生活防衛資金を構築し始めたばかりならば、家賃、光熱費、食費などの生活必需品への支出額の6カ月相当を貯めることをお勧めする。
3.高金利の借金をできるだけ早く完済する
不況の時に、高金利の借金苦に陥るのは絶対に避けたい。クレジットカードの借金は真っ先に返すべき。
4.自分のキャリアを考える
いまの給与を諦めるのと、学生ローンを借りて学位を取得するのと、メリットとデメリットを必ず天秤にかけよう。
また、どの業界で働くか現実的に考える。不況の影響をまったく受けない仕事はないが、解雇になりにくい業種もある。
5.冷静さを保ち投資を継続する
・ポートフォリオの損益がマイナスに転落すると不安になるが、すぐさま反応するのは得策ではない
・将来の不況にそなえて行動を起こしたいならば、投資商品を再考し、リバランスすることをお勧めする
・分散ポートフォリオは相場変動が激しいときに損失を抑える一助となる
・分散ポートフォリオを保有しているならば、投資プランにさらに磨きをかけて長期目標に注力することこそ、最善のマネー策の1つだということを覚えておいてほしい
・不況が不安の種なのは疑いないが、事前に策を練り、それに備えて対策を講じておけば、状況を管理できていることを実感できストレス軽減に役立つ
まとめ
不景気に備えて今やるべきことについてご紹介をしました。
米国はソフトランディングをして不景気は限定的との見方が多いですが、今後どうなるかは全くわかりません。
FRBが利下げのタイミングをミスするだけで不景気が到来する可能性は大いにあります。
何事も不景気になってからの対応では既に遅いので、不景気になることを前提として行動をしておいた方がよいです。
特に優先順位が高いのは、生活防衛資金の構築と借金の返済です。
投資など他の項目については、上記を終わらせてから対応をしましょう。
何事も常に最悪のことを想定して行動することが大切です。
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