新NISA利用者、8月の株急落時に買い向かう

日本証券業協会は、8月初旬の株式相場急落時にNISA利用者がとった売買行動について発表しました。

日経新聞さんの記事はこちら。

記事を抜粋すると。

・8月5日は、株の買い付け額が売却額のおよそ2倍になり、同2日と同6日を含めた計3営業日でみると、2.3倍だった。

・ネットと対面の証券10社に8月2〜6日の売買動向を聞き取りし、9社から回答を得た。5日は合計の買い付け額が881億円だったのに対し、売却額は450億円だった。3営業日の合計では買い付け額が1948億円、売却額が862億円だった。

・投資信託も買いが優勢で3営業日合計では買い付け額が2145億円だった一方、売却額は459億円だった。

まとめ

8月初旬の株式相場急落時にNISA利用者がとった売買行動についての調査についてご紹介をしました。

売却した人はいたものの、それ以上に買った方が多かったということでした。今回の調査を見る限り、株価暴落時に「売るな」、「冷静になれ」とか言わなくてもいいのかな。と思ってしまいました。

それだけ、金融リテラシーが上がってきているのでしょう。

しかし、これは暴落の性質にもよると思います。今回は数日で株価が回復しましたが、もしこれが数年間に渡って株価が下がり続けたらどうでしょうか。

メンタル的に厳しくなり、売ってしまう人が増えると思います。

いつかは、そのような下落局面も来るとは思いますので、リーマンショックなど過去に起きた事実を受け入れ、よりメンタルを強くしておいた方がいいですね。

myINDEXより