日興アセットマネジメントが5月16日に設定した「Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)」とはどのような商品なのでしょうか。
S&P500に投資するよりリスクが大きい
BUSINESS INSIDER さんの記事はこちら。
「S&P500のトップ10企業だけに集中投資! 新投信「Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)」をレビュー」
記事を抜粋して要約すると。
・S&P500におけるトップ10銘柄との連動を目指す商品
・現在の構成銘柄
マイクロソフト 19.9%
アップル 18.0%
エヌビディア 17.4%
アマゾン 10.2%
メタ 6.6%
アルファベット クラスA 6.3%
アルファベット クラスC 5.3%
バークシャー・ハサウェイ 4.5%
イーライリリー 4.3%
ブロードコム 4.2%
JPモルガン 3.4%
・メリット、デメリット
・運用コスト
購入時手数料:ゼロ
実質信託報酬:0.10725%
決算:年1回
運用期限:無期限
・「Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)」は集中投資であり、ややリスクも追うことになる。購入するなら、オルカン型やS&P500連動型に主軸をおきつつ、サブ的な扱いにしておくべき
・「Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)」は、短期において1〜2社の業績が足を引っ張るかもしれない。そのため、少なくとも数年単位での中期投資で考えたい商品である
まとめ
「Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)」についてご紹介をしました。
信託報酬は低めでコンセプトとして面白い商品ですが、私が買うかと聞かれれば買いません。
理由としては、S&P500で同じ銘柄を保有しているので、わざわざそこまでリスクを取った商品を買う必要はないと考えているからです。
ナスダック100も保有しているのでリスクに関してはもう十分です。
市場がいいこともありますが、設定来の騰落率は15.52%のようです。
興味がある方は筆者が言っているようにサブ的に買うことをおすすめします。
最近、様々なコンセプトの商品が販売されていますが、投資家の選択肢が増えるという意味ではよいことですね。
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