旧NISAから5年間、毎月積み立てた場合、含み損益はどのぐらいになっているのでしょうか。
NISAで5年積み立てたら含み損益はこうなった
日経新聞さんの記事はこちら。
まとめると。
下記の条件のファンドを日本株、海外株、バランス型別に含み益の大きさで上位、下位の5本を抽出。
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期間:2024年3月末までの5年間
積立額:毎月定額で総額100万円
ファンド:つみたて投資枠で購入できる投資信託で純資産50億円以上(日本株/海外株/バランス型)
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日本株、上位の含み益
1.日経平均高配当利回り株ファンド 111.8万円
2.大和住銀DC国内株式ファンド 86.4万円
3.iFree 日経225インデックス 62.9万円
4.iFree JPX日経400インデックス 61.5万円
5.ニッセイ日本株ファンド 61.2万円
海外株、上位の含み益
1.iFreeNEXT FANG+インデックス 165.1万円
2.iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 105.3万円
3.フィデリティ・米国優良株・ファンド 88.9万円
4.eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 88.0万円
5.楽天・全米株式インデックス・ファンド 82.9万円
タイプ別に運用年数が20年以上のファンドを1本ずつピックアップし、04年3月から毎月月末に3万円ずつ積み立てた場合。
日本株:ニッセイ日本株ファンド 1073万円
海外株:フィデリティ・米国優良株・ファンド 2663万円
バランス型:ハッピーエイジング20 1180万円
まとめ
NISAで5年積み立てた場合の各ファンドの含み益についてご紹介をしました。
ファンドのタイプ別の含み益は5年は「海外株 > 日本株 > バランス型」、20年では「海外株 > バランス型 > 日本株」となりました。
20年の長期で日本株がバランス型に負けているというのは、日本株がここ20年いかに弱かったかが分かります。
5年の「海外株 > 日本株 > バランス型」が本来の姿なのでしょう。
海外株の下位には、新興国株のファンドが並んでいますが、今後、インド株などがけん引をして、日本株のように復活する時はくるのでしょうか。
もし、投資をせずに現金だけで持っていたとしたら、インフレ分で実質マイナスになっているのですから、対象は何であれ投資をすることの大切さが分かります。
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