投資信託の保有率は、世代に関わらず急増しています。あなたの同僚も投資を始めているかもしれません。
30,40代の3割が投資信託を保有
ウェルスアドバイザーさんの投資信託協会が毎年、実施している「投資信託に関するアンケート調査報告書(2023年度)」の記事についてはこちら。
要点をまとめると。
全国、20~79歳の男女
■年代別の投資信託の保有比率(2023年9月)
20代 22.5%
30代 28.7%
40代 26.1%
50代 22.5%程度
60代 24.9%
■投信を利用するきっかけ
・2018年1月から始まった「つみたてNISA」
・SNSの配信をみて
■投信保有者に占める積立投資の利用率
20代 82.5%
30代 82.4%
40代 77.2%
50代 65%
60代 47.4%
70代 34.2%
■投信を購入しない人の理由
投資の知識がない 51%
そもそも興味がない 35.8%
損しそうで怖い 25.9%
まとまった資金がない 22.8%
■まとめ
「長期・分散・積立投資」というメッセージは若い世代に受け入れられ、広い世代に広まりつつある。新NISAにより投資信託利用者の拡大を後押しすることになるだろう。
まとめ
2023年度の投資信託のアンケート調査についてご紹介をしました。
投資信託の2018年からの増え方は、まさしく「急増」といった感じです。記事のとおりNISAが開始されたことが要因です。
しかし、新NISAが始まった2024年度の増加率はこの比ではないでしょう。
2018年の「NISA」開始時とは異なり、メディアがこぞって「新NISA」を取り上げています。そして、「NISA」という言葉を知らない方が少なくってきていることを感じます。
来年の調査結果が楽しみです。
「投資をするきっかけ」の調査内容を確認すると、全体では、「金融機関の人に勧められて」が最も多いです。
その年代は若中年層(20~40代)の20%以下に対し50代(27.5%)、60代(47.1%)、70代(57.7%)と高年層になるごとに割合が上昇しています。
2位には「インターネットで見たり調べたりして」、6位に「YouTube等の動画配信を観て」がランキングしています。
インターネットを使えるかどうかが投資の成功失敗を決める要因になっていると言えそうです。
昨年でも、これだけの方が投資をしているのです。「貯蓄から投資へ」がいよいよ動きだしたことを肌で感じるようになりました。
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