老後の「お金の残し方」で絶対にやってはいけないこと

老後の「お金の残し方」では絶対にやってはいけないことがあります。

具体的な資産額を言ってはいけない

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老後の「お金の残し方」で絶対やってはいけない3つのこと、資産の9割を失うケースも
資産を子どもや孫など次の世代にどう残していくのか。特に、資産額の大きな富裕層にとっては重要な問題だ。やり方を間違えると、子どもたちの間でトラブルになったり、資産の額を減らしてしまったりするかもしれない。長年、富裕層の資産管理をサポートしてき...
■老後の「お金の残し方」で絶対にやってはいけない3つのこと

1.具体的な「資産額」を言ってはいけない
全資産の具体的な金額を子どもや孫たちに伝えると子どもたちにとって悪影響を及ぼす可能性がある。

2.「民主的に解決しよう」としてはいけない
遺言の作成は親が自分自身の判断で進めるべき。民主的なアプローチは良い結果につながらない。

3.老後の投資で「一点集中」してはいけない
60代以上の年齢での一点集中型投資は、その投資に失敗した場合、取り返すことができない。非常にリスクが高い。

株式投資自体は高齢になってもお勧め。

株式投資などで資産運用をする場合は、あくまでも「優良企業の株式に分散投資」するという基本を忘れないようにする。

まとめ

老後の「お金の残し方」でやってはいけない3つのことについてご紹介をしました。

1.具体的な「資産額」を言ってはいけない
2.「民主的に解決しよう」としてはいけない
3.老後の投資で「一点集中」してはいけない
 
1については、金融リテラシーがあり、きちんと遺言を書いて残せるような方であれば問題ないですが、遺言を残さずに亡くなってしまうパターンの方が多いのではないでしょうか?
そうすると2の民主的に解決しなければいけないという状況になります。これが一番もめるパターンです。
親の資産に対して子供がどうこう言うのも、おかしいので、遺言については正直なところどうしようもないですね。
親に遺言を書いておいてと言える方は言っておいた方がよいでしょう。
資産額が多い方は特に、子供には言わない方がいいです。お金があることを知ってしまうと子供は自分で考えて稼ごうとは思わなくなります。
というように悪影響しかないので子供には資産額を言わず、度を越した贅沢はさせない方がいいでしょう。
3については、言わなくても分かりそうですが、実際には退職金で投資をして全てなくしてしまったという話はよく聞きます。
60代からの投資は、自分でよく勉強された方だけがしたほうがいいです。窓口に行って聞いてしまうような方は、投資は絶対にしないことをお勧めします。
 
老後に残せる十分な資産をお持ちの方は今回ご紹介をした内容について十分に考えてから対応をした方がよいですね。
 
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