新型コロナウイルスが流行してから地方移住の記事を見ることが増えました。地方移住のメリット、デメリットについて考えてみました。
「都会より安いのは家賃と地場産の生鮮食品くらい」憧れの地方移住、その大誤算 | マネーポストWEB
悠々自適の田舎暮らしに憧れて定年後の地方移住が近年のブームだが、「こんなはずじゃなかった」という感想を持っている人は意外と少なくないようだ。神奈川から福島に移住した70代男性は肩を落として語る。「自...
移住者の失敗や後悔とは
記事での移住者が「こんなはずじゃなかった…」と言っている内容です。
・リフォーム代が高い
・人が少なすぎてビジネスの需要がない
・生活費は安くない
・プロパンガスなど光熱費が高い
・車が必要で維持費が高い
・虫や鳥の声がうるさい
・町内会の当番や地域との関係がわずらわしい
後悔しない為に以下のような対策が書かれています。
・田舎は共同作業する場面が多いのでコミュニケーションがうまくない人は都会で暮らした方がいい
・地方自治体やNPOなどで事前に情報を集める
・自宅売却などはせず、賃貸などで体験移住を1年ほどしてみる
地方の生活費は割高
私は大学と就職した会社で北と南の地方に9年ほど移住した経験があり、数年後には地方移住を考えています。
このような経験がある私がこの記事名 「都会より安いのは家賃と地場産の生鮮食品くらい」憧れの地方移住、その大誤算 へ回答するとすれば、
はい。おっしゃるとおりです。
となります。
安いのは土地代(家賃)と地元の魚や野菜などの生鮮食品です。
それ以外の外食や既製品などなどについては都会のような競争がないので田舎に行くほど高くなると思った方がいいです。
水道光熱費などの費用は地域によって価格差が大きいですが、基本的に少人数でライフラインを維持しないといけない為、一人あたりのコストは必然的に高くなります。
都会のように電車、バスなどの交通機関がない場所も多いので車がないと生活ができない地域も多いでしょう。
地方の政令都市であっても基本的には車社会だと思った方がいいです。
移住に失敗しないためには
移住に失敗しない為の対策としては、おおむね記事に書かれている内容でよいでしょう。
「コミュニケーションがうまくない人は都会で暮らした方がいい」の記述についてはそれを言ったら、、と思ってしまいましたが、
地方でも都会である政令指定都市を選ぶという選択もあります。
・地方自治体で移住者への優遇制度がないかチェックする
・地方自治体でどのような地域なのか確認をする
・体験移住をしてみる
・特に初めは積極的にコミュニケーションをとる
・地方自治体でどのような地域なのか確認をする
・体験移住をしてみる
・特に初めは積極的にコミュニケーションをとる
記事の移住者に感じたことは、少し調べれば分かるようなことを調べていない。ということです。
田舎に移住して「虫や鳥の音でノイローゼ気味」って。ww
光熱費なども調べればかなりの情報が公開されています。
リフォーム代は調べれば目安程度は分かるかもしれませんが、なかなか難しいですね。最低三社ぐらいには見積もりを依頼するとよいでしょう。
私は地方でも比較的、都市部に住んでいましたが仕事でより田舎に行った時は集落の爺さんに嫌がらせをされたようなこともありました。。
なんせ、コミュニケーションをとることが大事です。まずは挨拶からです。
基本的な事ではありますが、都会にいるとしなくても問題ないようなことが田舎では大問題になります。
まとめ
地方移住の失敗談や対策についてご紹介をしました。
お金持ちになるには、地方はNGで都市部一択だという意見があります。確かに効率的にお金持ちを追求するのであればその通りだと思います。
しかし、お金以外に自分のライフスタイルが地方に合っているのであれば、自分の意志を大切にした方がいいです。
人生の優先順位の問題でその順位は人それぞれです。
地方移住の前提条件としては、
経済的に自立(FIRE)していること
です。
完全にFIREしていなくてもサイドFIRE、セミリタイアできる状態ぐらいにはしておいた方がよいです。
なぜなら、中年以上の方が地方に行ってから仕事を探すには、都市部以上に難しいと思います。
若い方やどこでも通じるようなスキルを持っている方は別ですね。
以下、私が実際に地方で暮らして感じたメリット、デメリットです。
人は程よい距離感であればメリットになりますが、近すぎるとデメリットになりますね。
これは都会でも地方でも同じです。
メリット
・人のコミュニケーションが活発で人に救われることがある
・自然との距離が近い
・星がきれい
・静か
・大都会のようなゴミゴミ感がない
・大都会特有の暑さがない
・都市がコンパクトにまとまっている
・通勤時間が短い
・家賃、土地代が安い
・地元の魚などがおいしくて安い
・人のコミュニケーションが活発で人に救われることがある
・自然との距離が近い
・星がきれい
・静か
・大都会のようなゴミゴミ感がない
・大都会特有の暑さがない
・都市がコンパクトにまとまっている
・通勤時間が短い
・家賃、土地代が安い
・地元の魚などがおいしくて安い
デメリット
・車がないと生活できないことが多い
・徒歩での生活は難しい
・近距離でも車に乗るので運動不足になりがち
・バス、電車があったとしても本数が少なく料金が高い
・大都市と比較すると飛行機などの本数が少ない
・都市部を経由するため海外へ行くのが面倒
・町内会での当番や地元の行事への参加が面倒(※経験していないので聞いた話)
・車がないと生活できないことが多い
・徒歩での生活は難しい
・近距離でも車に乗るので運動不足になりがち
・バス、電車があったとしても本数が少なく料金が高い
・大都市と比較すると飛行機などの本数が少ない
・都市部を経由するため海外へ行くのが面倒
・町内会での当番や地元の行事への参加が面倒(※経験していないので聞いた話)
地方に暮らしていた時は若い頃ではありましたが、都会暮らしと比較すると圧倒的に精神的に楽でした。そこが一番のメリットなのかもしれません。
地方で暮らしたい方はできれば、サイドFIREできる状態にし、十分に調査をしてから移住体験をしてみるとよいですね。
自由な人生を生きるためにコツコツと資産を作っていきましょう。
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