新NISAで買うべき全世界株と米国株の投資信託

新NISAで買うべき全世界株と米国株の具体的な商品はどれなのでしょうか。

新NISAで買うべき全世界株と米国株の投資信託

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■つみたてNISAの売れ筋ランキング

金融庁の9月15日発表分までの「つみたてNISA対象商品届出一覧 指定インデックス投資信託」を純資産総額の大きい順にランキング

1位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
2位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
3位 SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド
4位 楽天・全米株式インデックス・ファンド
5位 ニッセイ 外国株式インデックス・ファンド

■全世界株式の低コスト投資信託

信託報酬率(税込年率)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.05775%
Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス(全世界株式) 0.05775%
はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー) 0.05775%
楽天・全世界株式インデックス・ファンド 0.195%
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド 01338%

■まとめ

全世界株はコスト競争により信託報酬率が下がるが米国株のS&P500は信託報酬の最安が0.09372%で下げ止まっている。

S&P500の投資信託から、全世界株式の投資信託へ乗り換える(または全世界株式の比率を増やす)人が増えてきた。

まとめ

つみたてNISAの売れ筋と最近の傾向についてご紹介をしました。

王者 eMAXIS Slim の圧勝になりました。今回の記事のように全世界株と米国株が取り上げられがちですが、

5位の「ニッセイ 外国株式インデックス・ファンド」の直近1年のリターンは21.5%とトップ10では最高のリターンになっています。

この投信のインデックスである「MSCIコクサイ(日本を除く主要先進国)」はかなりの安定感があります。

 

改めて全世界株式の投資信託の信託報酬率(年率/税込)です。

■全世界株式

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.05775%
はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー) 0.05775%
Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式) 0.05775%?
たわらノーロード全世界株式  0.1133%

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
PayPay投資信託インデックス 全世界株式 0.0983%
SBI・全世界株式インデックス・ファンド 0.1102%
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド 0.1338%
楽天・全世界株式インデックス・ファンド 0.195%

記事が少し古いので「S&P500は信託報酬の最安が0.09372%で下げ止まっている」となっていますが、その後、以下の商品が新規設定されています。

楽天証券に「楽天・オールカントリー」と「楽天・S&P500」が登場
楽天投信投資顧問は信託報酬が最安水準の「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」と「楽天・S&P500インデックス・ファンド」を新規設定し運用を開始しています。
マネックス証券に「つみたて iシェアーズ米国株式(S&P500)インデックス・ファンド」が登場
ブラックロック・ジャパンは信託報酬が最安水準の「つみたて i シェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド」を新規設定をしマネックス証券での運用を開始しています。
SBI・楽天・マネックス証券に「ニッセイ・S米国株式500インデックスファンド」が登場
ニッセイアセットマネジメントは信託報酬が最安水準の「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・S米国株式500インデックスファンド」を新規設定したことを発表しています。

その結果、「ニッセイ・S⽶国株式500インデックスファンド」の信託報酬率だけは 0.05775%と全世界株式と同水準になりましたが、eMAXIS Slim などの他社は追随することは、いまだ発表していません。

最新の米国株式(S&P500)の投資信託の信託報酬率(年率/税込)はこのようになっています。

■米国株式(S&P500)

ニッセイ・S⽶国株式500インデックスファンド 0.05775%
つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド 0.0586%
楽天・S&P500インデックス・ファンド  0.077%  
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド  0.09372%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)  0.09372%

 
売れている商品にはそれなりの理由がありますので、新NISAで購入する商品の参考にしていただけたらと思います。
米国株の投資信託(S&P500、全米株式)については早く全世界株と同水準のコストに下がって欲しいですね。
 
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アセットマネジメントOneは「たわらノーロード NASDAQ100」と「たわらノーロード S&P500配当貴族」の新規設定を行います。
楽天証券に「楽天・日経225」と「楽天・先進国株式(除く日本)」のインデックスファンドが登場
楽天投信投資顧問は信託報酬が最安水準の「楽天・日経225」、「楽天・先進国株式(除く日本)」を新規設定することを発表しています。
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